「文豪達のカフネ 第一巻 綾織武郎」(cv.河村眞人)感想
シチュCD感想第4回～
最近のブームは
『こんな男はNG!?彼氏にする前に確認するポイント4選！』
みたいな記事にツッコミを入れながら焼酎を飲むことです
最終的にはそんな理想的な男いねーわクソくらえという結論に至ります
今日も今日とてCDの感想書くよ
「文豪達のカフネ 第一巻 綾織武郎」 cv.河村眞人
実は違うのにしようと思ってたんですが
「社内恋愛×上司」ばかりに偏ってることに気づいたのでここで綾織くんに来てもらいました
すでに性癖ダダ漏れ侍 tocchi
あらすじ(公式サイトより引用)
女流作家である貴方は ある日、同じ派閥の綾織武郎(あやおりたけお)が 木から下りられなくなった子猫を体を張って助ける場面を目撃する。 そこにあったのは、派閥内での「近寄りがたい男」という噂とは異なる姿だった。
彼と会話を交わすうちに 彼の思想に共感を覚えた貴方のことを運命の人だと喜ぶ綾織。
日頃から許婚の女癖の悪さと暴力に悩まされていた貴方は 世間体を気にしつつも綾織の優しさに惹かれ、 次第にふたりの関係は深い仲へと変わっていった。
「……黄泉路に辿り着くまでの、刹那の楽しみが出来たよ」
それが、歪んだ理想を叶えるための 綾織の思惑通りとは知らずに――。
綾織 武郎(あやおり たけお) cv.河村眞人
筆名:綾織 武郎(あやおり たけお)
本名:同名
年齢:25歳
職業:小説家
理想主義・人道主義の作家。上東野達とは違う派閥で、思想上は彼らと対立関係になる。
祖母がアメリカ人のクウォーター。実業家の息子で、子供の頃から英才教育を受けてきた。一見すると絵に描いた様な王子様だが、世間の自分に対するイメージを守る為、かなり本心を押し殺している。
真面目で誠実な性格のため責任感が強すぎて、物事を深く考え過ぎてしまう癖があり、
追い詰められると周りが見えなくなってしまう。現在は大きな屋敷に一人で住んでいるが、本当は寂しがり屋。
ひょんな事から親しくなった貴方を唯一の理解者として崇めている。
自分の容姿、特に碧眼がコンプレックス。
この話にはモデルとなった小説家がいます。
この時点でどんな結末かわかってしまった人も多いのではないでしょうか？
(私も何となくは知ってましたから多少は覚悟の上で聴取)
公式サイトにもあるように死を扱う描写があるので苦手な方は回避された方が賢明です
私は死ネタでてこいやｧ！な人間ですが、なるべくメンタルが安定している時だけ聴くようにしてます
でもやっぱしばらくは凹むよ
この先ネタバレするから落ち着いて行きや～
(今回はトラック多すぎ問題があるので区切りはナシとします！)
や～ん、ありがち～～☝️なシチュですね(褒めてます)
ただ今回、猫を助けてるのは出会いは最悪！でもなんやかんやあって付き合って愛し合うんだけどのちに病に倒れ、それを悟られないように彼女と別れ彼女の幸せを見守るよう決意するが死の間際に再会して想いが抑えられなくてやっぱりお前が好きだ！と言うタイプの不良少年ではなく、
パツキン碧眼の王子様でした、ジャケイラ可愛いです
(最近の若い子はパツキンって言っても通じないらしいですね)
十字架のピアスも可愛いです(本日2回目)、でもこれも伏線
ようやく理解者を見つけて嬉しそうな綾織くん、小型犬ぽくて可愛いです(もはやお家芸)
でも端々でエデンがどうとか自⚪︎がどうとかなにやら不穏なことを言いますね？
綾織くんは嬉しそうに話してるけどオラ全然わくわくしねぇ
キリスト教は自○NGなハズなんですがどうやら彼の解釈とは違うようです
このような場面では一旦冷静になり、旧式腐女子の如く
「オィィィィィイ！！解釈曲げちゃったよこの人！？
いいの！？それでいいのー！？？！
だいぶ重要だよそこ！？？自己判断厳禁でしょｫｫｵ！！」
とつっこむのが正解です◎
二人の抱える問題には時代的な問題が強く関わってますね
こんなブログ書こうもんならどえらい目にあっていたと思うので私は今の時代に生まれてよかったです。
結末を知っているだけに「時代さえ違ったら」と考えざるを得ません、まじドラえもん急募、タイムマシン出せこの野郎
婚約者に暴の力を受けたらしいヒロインさん
綾織くんも辛いよなぁ、自分が助けてあげられたらどんなにいいか
せめてヒロインさんの心が綾織くんの優しさに触れて少しでも癒されていたと思いたい
いや絶対にそう、じゃないと認めん、は？泣いてねーし
(汝の選択 聴取後....)
もうさ、マジでその婚約者、やっていいか？
って思ってたら綾織くん、やってた
私が押し入れから備前長船兼光を出そうとした時点でやって帰ってきてた。
「【速報】綾織氏、仕事早すぎワロスw」とか冗談でも言えねぇよ
こうなることはなんとなく察してたけどさ......うん......辛いわ
そして２人は綾織家の別荘へ避難します。
別荘のシーンではナイスｩな河村さんの喘ぎ声が聴けたのに.......
全然集中できないよ！！だってこの先レールがないんだもんこの二人の人生のレールがさ！！！！
火垂るの墓を見てる時と同じ顔しとったよ！！！！せっかくのアレシーンなのに！！！！
もうオラのライフはゼロじゃ！！！やめとくれ！！！
最中の2人の会話はもう完全にエデンを向いてしまっています、感想書いてるだけでメンタルえぐられる
新手のいじめですか？ってくらい辛い
(だとしたら金払ってCD買って聴いて感想まで書いてる私って一体)
今回、特に印象に残った台詞
「恩讐の彼方にきたのは君自身なんだから」はここで登場
小説家の綾織くんらしいセリフですけど
これってヒロインさんだけじゃなくて自分に対しても、さらには聴き手側に対しても言ってませんか？
すんごいメンタルにくるんだけど私の考えすぎ？
そしてこのCDのさらにメンタルを抉ってくるのは
ラストファイナル最終最後の1分
シナリオライターさんの思う壺なんだろうけどこのトラックはもう2度と聞きたくないと思った
ライターさんすげぇや
いろーんなシチュCD聴いてきたしホラー場面も経験したけど、この猫の鳴き声と縄の軋む音
これほど「ｱｱｱｱｱｱｱｱｱ(鳥肌ﾌﾞﾜｧ)」ってされたのは初めて
個人的には某有名な執着してくる会社の後輩こと佐和真中さんのあのセリフ「○○○○」よりもﾌﾞﾜｧっときたかも(あれもﾋｪｯとするよ)
ていうかCDだけじゃない、ミストやらダンサーインザダークやらセブンやら幾多の鬱映画と呼ばれるものも観てきた
だけどCDだと自分の脳内で場面の絵を作ってるから
それがより、えぐみを増してる気がする
(あともっと言うとモデルになった作家の最期のことも考えるとさらにくる)
フリートークありがとうございマァァァス！！！！
フリートークがありがたすぎてメッカの方角を向きながら8時間くらい正座したから昨日2時間しか寝てない(大嘘松)
本当ありがとう、河村さん好き好き大好きやっぱ好き
やっと出会えた王子様
フリートークを入れてくれたカナリアレコードさん、ありがとう！！
悟空もありがとう！あんま関係ないけどありがとう(？)
あと私も悟空の伏線張ってみた、気づいた？
総評
2人はエデンで幸せになったって信じてる、絶対にそう
以上で閉廷、解散
(自分で手を出しておいて変な話だけど本当に辛すぎてもうこれ以上考えられんのよ、この2人のこと、ごめんね)
おのれカナリアレコードめ！！よくもこんなメンタル鬱レコードを！！！(また新作出たら買うからな！！！！！！)
ここまで読んでくださってありがとうございます。
