春先モモタリアン

奴隷人生を考えさせる

【実録】私が婚約破棄した話聞く?【その6】

こんにちは、ウチに配達してくれるヤ〇トの爽やかお兄さんが最近の推しなtocchiです。

〇マトさんが来る時はかならずメイクしてるしなんなら差し入れ用意してる日まである。

 

 

~第6章~ 

 

食事も睡眠もまともではなかった私は

「もしかして私がおかしくて彼が正しいのでは無いか?」と思い始めて

高校時代の友人(ホビット並の小ささ)にLINEした。

ホビット、じゃなかった友人は先日入籍したばかりの新婚さん。

2人でゼクシィを読みながら「お互いの結婚式、行こうね」「結婚時期まで一緒だね」なんて言うくらいにはどちゃくそ仲良しだった。

 

私がばばばーっと書き殴った内容をなんとか解読して丁寧に返信してくれた。

そして最後に

tocchiの彼氏だから言わないでおこうと思ってたけど

その男は将来苦労すると思う」

と言ってくれた。

目を覚まさせてくれてありがとうホビット、じゃなかった友人。

加えて私の妹も友人と同様かなりハッキリ物を言うタイプなので「お姉ちゃんは絶対に間違ってない!!!あっちがおかしいよ!!!」と言ってくれました。ありがとう我が妹よ。

 

この頃からぽつぽつと親しい友人、先輩、上司、同僚に連絡を取り始めた。

特に夜は無性に不安に駆られて誰か助けてくれと連絡した。

 

深夜にも関わらず、みんな優しかった。

 

「そんなことがあったなんて、辛かったなぁ」

「住所は?俺が父親代わりに殴りに行く」

「アンタならもっといい男捕まえられるでしょ!」

「お前は笑ったほうが可愛いんだから泣くな~」

「いつだって頼れよ」

「俺がもう少し若ければぜひ俺の嫁に!なのになぁ」

「今までよく頑張ったな」

「君はおかしくないよ、大丈夫」

「いつだって電話していいからさ」

「お前には幸せになってほしいよ」

「飯食えるようになったらなんでも奢ってやるから早く体調戻そうな!」

「今は苦しいが頑張りどころだぞ」

「え?彼氏さん脳みそインコなの?」

 

本当にありがたかった。

周りの支えがなかったら今頃、結婚式が葬式になっていた可能性がある。

 

今まで彼しかいなかったように感じていた世界には

私を大切にしてくれる人がたくさんいたんだな、とようやく気づいた。これはわたしの人生において大きな気づきであったと今でも思っています。

彼以外にだって私を大切に思ってくれる人はいっぱいいた。

 

そりゃ家族だって私のことを大切にしてくれた。

でも血の繋がりもない人も、既に辞めた職場の人も、何年かぶりに連絡をした人も、今では何の繋がりもない人も、

みんな温かった。

 

更に言うとネットで少し愚痴ったら全く知らない人から

「あなたは贅沢でもわがままでもない」「彼があなたの気持ちを踏みにじるのが許せない」とまで言ってくださる人までいました。

本当にありがたかったです。ネットまじパレード。

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そうしてようやく食事やら睡眠やらが戻り始めた。

っつっても今だに完璧に戻ったわけじゃ無いんだけどね。

 

そして自分の良くなかった部分も見えてきた。

最初は「結婚式はお金もかかるししなくていいんじゃない?」と言っていた彼は50万円までなら出すと言ってくれたのは

今になって考えたらかなり譲渡してくれていたのかな、とかね。

もし彼が「西ローランドゴリラ飼いたいから2人で50万円ずつ出そうぜ!!!」って言っても50万円出せないもん、私。

 

 

今回はこの辺りで終わりにします!

 

ここまで読んでくださってありがとうございます~