【実録】私が婚約破棄した話聞く?【その4】
こんにちは、最近「松本まりかさんに似てますね」と言われますがそれは単に夕方になるとおでこの油で前髪が束状になるからそう見えるだけなtocchiです。
松本まりかさん、お許しください!
~第4章~
ふらふらになりながらとりあえず職場へ
久しぶりに会う上司からは私が説明する前に「なんか前に会った時よりやつれてないか?大丈夫?」と言われました。
あー、言わなくてもわかるのかー、と思いながら
先日、婚約の報告をしたのですが色々ありまして......と言うとそれだけで何かを察してくださったようだった。
もうこの頃は詳しい記憶がない。とにかくフラフラだった。
実家に戻り母に話をする。
結婚式の費用の話や指輪の話、彼と話し合いができないこと.....
この辺りでようやく、自分でも大ごとになっていることに気づき始めた。え、遅くない?
大泣きする私の隣でもう一度、母が彼に電話をしましたが彼は
「じゃあtocchiのお母さんは彼女の言うように予算に際限を設けずに結婚式をしろと言うんですね?」
このようなことを言っていたそうです。
この時はもう何が何だかわからず、まともに座っていることもできず、ただただテーブルに突っ伏しながらわんわん泣くことしかできませんでした。
仕方なく母が彼実家に電話をすると彼母が出ました。
しかし、彼両親は「結婚式のことでもめている」ということ以外は全く知らなかったようで(費用のことなど)
私母が何を話しても真剣に取り合ってくれることはなかったそうです。
私母も頭に血が上っていたのでもしかしたら気のせいだったかもしれませんが
隣で大声をあげて泣く私の声を聞いて彼母は笑っているようだったと言っていました。(これに関しては事実かわかりません。)
もうこの時点で私側の身内はカンカンであった。そりゃそうだ。
癇癪を起こすほどに泣く娘を見て、誰が結婚に賛成するだろうか。
ちなみに私に何かあると祖父祖母宅にある曽祖母の遺影が倒れるのだが、私が実家に帰るより前からその遺影は頻繁に倒れており、
母が祖母に報告の電話をした際「何かあると思ってたよ」と言われたらしい。
ご先祖様、守ってくださってありがとうございます。
今回の記事はここまで
思い返せばこの時、すでに覚悟が決まっていたような気がする。
同棲している家から実家に戻る時、私は無意識に大事なもの(記入済の婚姻届や印鑑、通帳)をカバンに入れていた。
もう彼が信用できなかったんだろうな......。
ここまで読んでくださってありがとうございます。