【遙か3U】また時空を超えて君に会いに行く【朔・白龍編】
遙かなる時空の中で3ultimate感想文
物語の序盤からお世話になった朔ちゃん&白龍について語るよ~
遙か1や2ではかなり終盤にならないと会えない2人が序盤からいるって
初プレイではけっこう新鮮だったのを覚えています。
朔
朔ちゃんきゃわいい
実を言うと作中2番目に大泣きしたシナリオ。
私は朔ちゃんに私服立ち絵がないのが非常に遺憾であります。
最初からヒロインに好意的でいつも寄り添ってくれる朔ちゃん。しかも鍛えればけっこう強くなるので最終的には望美様と背中合わせで無双できる。これ本当ですからね?
今作は全体的に最初からみんな優しいんだけど、やっぱり最初はヒロインのことを試したり、自分の身分を隠したりする八葉も多い。
宇治川で出会ってからヒロインを白龍の神子と認めて序盤から優しくしてくれる朔ちゃんが輝いて見えます。『私の対』って言い方がすごく素敵。
最初に会えたのが朔ちゃんで本当によかったよね。でなかったら結構危なかったぞ。
他ルートで雲行きが怪しくなる場面やバッドエンド時にはよくお世話になりました。特に将臣ルートや景時十六夜ルートは彼女がいたから頑張れたと言っても過言ではない。
ある時は励まし、ある時はその辛さを分かち合ってくれる優しい朔ちゃん。17歳にして未亡人という壮絶な境遇のためもあってか落ち着きのある大人。
兄に対してはかなりズバズバ言う。でもその言い方や表情がたまらなく可愛い。兄妹まとめてうちにくれ。
特にあの人差し指をつまんでるつっけんどん顔の立ち絵が可愛いんじゃ~。
彼女のシナリオは非常に切ない物なのですが、
2章の頃は普通のコイバナが聞けるので非常に微笑ましい。そりゃ戦場に出ているとはいえ2人とも乙女だもんな。
朔ちゃん的に望美様のお相手は譲、または将臣推しですか?ヒノエとか言い出したら結構ハッキリやめとけ的なこと言いそうだよね。
いつもはヒロインの良きアドバイザーである彼女ですが、朔ちゃんシナリオに入ると逆にこちらがアドバイザーとなります。
朔ちゃんは6章ではほぼ乱心の域にまで達しパーティーを抜け出してしまいます。でも今までの行動が大人過ぎただけであってこういったむしろこの反応は17歳なら自然なことじゃないかと思います。
このルートでは兄の存在も重要なキーになってきます。近くで見てきた家族としては何かしてあげたい、けれども何もできない、そんなもどかしさを常に抱えていたのでしょう。
彼はどうか朔を支えてやってほしいと言います。
頼りない兄だなんて自虐しないでよ。
景時さんが言っていたように、朔ちゃんがこんなふうにわがままを言うのってそうそうないことなんですよね。
そこからも余計に黒龍への強い気持ちが伝わってきて本当にしんどいし清盛許すまじって気持ちになる。
厳島ではもちろん、朔を泣かせるなんて許さないを選びました。望美様と私のシンクロ率が100%になった瞬間。君も私の対だ!
ここでビックリしたことがあるんですけども、清盛が『従うならば黒龍に合わせてやらんこともない』みたいなことを言い出したところで選択肢が出るんですけど、
バッドエンドから回収しようと思って『朔がしたいようにしなよ』を選んだんです。
でも朔ちゃんは強い子でした。再会したときに黒龍に誇れる自分でありたいと言い、清盛の提案には乗りませんでした。
記事書いててまた泣きました。本当に朔ちゃんがいい子すぎてもう何も言えなくなりました。そして愚鈍な己を責めました。
朔ちゃんそこらの男連中よりよほど強いです。きっと黒龍も朔ちゃんのそういうところを好きになったんだろうよ。
ヒノエ同様、ラストは源平合戦ってなんでしたっけ状態になります。
エンディングでは小さい忍人小さい黒龍さんと幸せに暮らしましたとさ、と終わります。
正直、乙女ゲーの女友達ルートはシナリオがしゃぶしゃぶの肉並みに薄くてオマケ感が強いこともあるのですが、
朔ちゃんルートは話もしっかりしているし何より朔ちゃんのキャラクターがとても魅力的なのでめちゃくちゃオススメできるシナリオです。
~余談・朔ちゃんの好きなところ~
景時恋愛シナリオ終盤で江ノ島に囚われた一行を朔ちゃんと助けに行くシーンの「私たち、いつのまにか大の男を倒せるようまでになってしまったわね」みたいなセリフがけっこう好きです。
私は「常に戦闘に加わる望美様」と「どこに行くにも常に仲間にいる朔ちゃん」の2人を優先的にレベル上げしていました。なので実際の戦闘力的にも2人は周りの男連中と比べてもだいぶ屈強で『うん、確かに』と妙に納得してしまいました。
あんなに大勢の男連中がいる中で自分たちも戦うと決めた乙女達が逞しすぎる。
白龍
なぜこの(デカくなる)運命を選んだ
いや、置鮎さんが悪いんじゃないんだよ。ただ小さい白龍+cv大谷育江という組み合わせがあまりにも可愛すぎるだけなんだ。
今作は移植前とエンディング曲が変わっていましたがこっちも好き。あいからわずダブル白龍で良い曲ぶち込でくるからおいちゃんは律儀に毎回聴いてるよ。
ちっちゃい白龍はどのシーンを切り取ってもカワユイのですが、特に京での花見イベントは最&高。
長い間、ヒロインに呼びかけても気付かれず寂しい思いをしただろうに、一番好感度が上がる選択肢が
「時空を超えられてよかったね」なのが健気すぎてほんと可愛い。
熊野の山道を歩くシーンでは危ないからという理由で手を繋ぐことになるのですが、「これなら危なくないね」とヒロインが言うと
「うん!神子を守れる」と嬉しそうに返事するんですよね。
あのちっちゃな体で神子を守ろうとしてる姿がほんまに可愛い。
なーんて考えていたその直後にまさかの急成長。
しかも八葉の誰よりムッキムキになる。
プレイヤーも周りも誰やねんお前状態です。
ここで全国の神子が時空跳躍したことでしょうが、このアカシャは変えられません。
なんとか回避したと思い安心して宿で眠りにつくと朝やっぱりムキムキ白龍に。寝る子は育つと言いますからね。
成長した後も今まで通り神子達の部屋で過ごそうとする白龍がしぶしぶ譲くんに連れて行かれる姿はあいからわず可愛い。
確かに見た目は成長したし声変わりもしましたが神子を守りたいという姿勢は変わりません。
でも大人白龍のチャイナな私服は好きです、妙に似合う。
白龍のシナリオもなかなかに面倒でした!(正直)
まず四神を集めるのを忘れてた私が悪いのですが....うん..........
この名前ばっかり出して申し訳ないんだけどやっぱり景時さんが、妹みたいに辛い思いをして欲しくないって言いに来てくれるのがらしくて好きなんだよなぁ
ラストだいぶすげぇことになってた。
お、お前分裂すんのか........
現代に来てもちゃんと働いているようでちょっと安心。
ていうかヒロイン両親もすげぇや。ムキムキにしろショタにしろお持ち帰りしてきた者に対する寛容な精神と理解力がハンパない。
ここまで読んでくださってありがとうございます。